晴耕雨讀

雨の日は「晴耕雨讀」にあやかって

「晴耕雨讀」とかいて「せいこううどく」と読みます。

ここ近年問題になっている豪雨は勘弁してほしいですが、穏やかな雨の日になると、なぜかゆっくりお酒が飲みたくなります。

晴れた日は外へ出かけたり、仕事や用事に追われたりしますが、雨の日は少しだけ時間の流れがゆっくりになる。そんな日に、好きな本を一冊手に取り、グラスに焼酎を注いで静かに過ごす――。

そんな時間にぴったりなのが、鹿児島県・佐多宗二商店の芋焼酎「晴耕雨讀(せいこううどく)」です。

「晴耕雨讀」とは、文字通り「晴れた日は畑を耕し、雨の日は書を読む」という意味。自然のリズムに合わせ、晴れの日には働き、雨の日には読書を楽しむ。そんな悠々とした生き方を表した言葉です。

この名前には、「世の流れに左右されず、自分らしい時間を大切にしたい」という造り手の思いが込められています。実際、ラベルにも、人生の重責を担う中で一時のゆとりを求め、「贅沢や栄達よりも、酒と楽しむ読書こそ人生最高の楽しみ」という趣旨の言葉が刻まれています。

味わいは、そんなゆっくりととした贅沢な時間を過ごすのにピッタリ。

「晴耕雨讀」は、従来の芋焼酎をゆっくり熟成させ、さらに少量の米焼酎をブレンドすることで、芋焼酎らしい旨味を残しながら、驚くほど柔らかく、すっきりとした飲み口に仕上げています。柔らかな芋の香り、芋由来のほのかな甘味とふくよかな旨味が広がります。それでいて重たさはなく、スーッと喉を通り抜けるような軽快さがあります。

「芋焼酎は香りが強そう」と思っている方にも、一度試していただきたい一本です。

飲み方も自由です。ロックなら、柔らかな口当たりとキレの良さを。水割りなら、さらに軽やかに。そして、雨の日に私が特におすすめしたいのがお湯割りです。

お湯を注ぐと、芋の甘い香りがふわっと立ち上がり、味わいも一段と丸くなります。焼酎の温かさを感じながら、料理をつまみ、ゆっくりとグラスを傾ける。これが何とも心地いいのです。

雨の日は、何かを急いでしなければならない日ではなく、普段できない「ゆっくり」を楽しむ日なのかもしれません。

晴れた日は畑を耕し、雨の日は書を読む。

そして、雨の日には「晴耕雨讀」を飲む。

たまにはそんな贅沢な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

05 Sep, 2026
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